たいしたものです。赤のLEDを鮮明にキャッチしてくれました。レンズはAF35mmf2.0。けやき坂は毎時0分から10分間、赤のLEDが点灯します。
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使い分けは?
ニコンDfを購入した結果、FX機を3台所有することになった。D800、D600、Df である。D600を処分しようかとも思ったが保持することにした。
そこで、使い分けであるが、おそらく以下のようになるだろう。
普段使いというか、よく使われる表現でいえば、お散歩用にはD600。バランスが良く、扱いやすい。レンズは24-85f3.5-4.5Gが中心になるだろう。そして、広角、望遠ズーム。風景用にはD800。広角系の単焦点と24-70f2.8Gが似合う。なんと言っても3000万画素の解像はすばらしい。人物や静物はDf。標準単焦点と90f1.4D、画質の高さが際立つ。もちろん、これに限ったことではいが。
新しい道具 Nikon Df
病気発症。Dfのシルバーを発売日に購入。
Nikon製のFX機としては最も小さく軽い。D600と比べてみると縦×横×高さの数値ではほとんど変わらないが、DXのD7000と同じくらいかな、と思わせる。まず、これが良い。
スタイルはかつての一眼レフカメラを思い起こさせる。わたしはシルバーを選んだが、昔の趣がいっそう感じられる。ダイヤルでの操作性も、フィルム時代を彷彿させる。そして、非Aiレンズまで使えるのである。Nikonならではのことだが、そこまでできるのはDfだけである。中古カメラ店は古いレンズが売れて、きっとほっくほくだろう。
私は45年前に初めて一眼レフカメラを手にしたが、私のようなニコ爺には。昔を思い出させ、かつデジタルの便利さにあずかれる願ってもないカメラである。
少し使ってみて、分かったことは、D4と同じセンサーはたいしたものだということだ。解像感と高感度が優れており、ダイナミックレンジも広い。
下の写真は、私の好きなai-s105mmf2.5を付けて撮った一枚。
Dfはこれからのニコンの基本的な方向性を示すものではない。デジタル一眼の動向とは別のラインで作られた、いわば、遊び心を感じさせるカメラである。なぜなら、画期的な新たな技術が投入されているわけではないからである。かえって動画機能やWifi機能は省かれている。銀塩時代の昔を懐かしむ人のために、現在、すでにある技術や機能を上手に組み合わせて作られている。「上手に」というところがミソで、デザインを含めてその取り合わせが良いのである。