新iPadProは流石だ

  新iPadPro11インチを購入。私にとってはオーバスペックなのにM1チップが搭載されるというので興味を持ちました。MacminiやiMacと共通のチップで。iPadとPCとの融合という未来を予感させるが機種だと思ったからです。今後その方向に向かうのは確実だと‘思います。また、Cellularモデルは5G対応ということで、今すぐに5Gを使う機会はないとしても、普及するのはそう遠くのことではないでしょう。

フロントカメラに超広角レンズが採用されセンターフレームという気の利いた機能がついているのも良さそうです。12.9インチのディスプレイには有機EL液晶が採用されるというのも話題になっています。

 そのように話題性のある新iPadProです。多くの人に関心をもたれていることでしょう。しかし、高額です。それで、私のような一般のユーザーには昨秋発売されたiPadAir4を勧める評論家も少なくありません。スペックを比較して動画編集やお絵描きを本格的にする専門的な仕事に携わるのでなければAir4で十分というわけです。そうだとお思います。私の場合は機能面で言えば無印でも十分です。

 けれどもiPadはどれだけの作業をいかに効率的にこなせるかという観点から評価するだけでは片落ちだと思います。iPadは楽しむためのデバイスだからです。その点でiPadは優れており、Androidの追従を許さないでいるのだと思います。

楽しむという面から言うと、操作性の良さ、オシャレ具合、液晶の美しさ、専用ペンの使用感の他にスピーカーの音質も関係することでしょう。

その音質について新iPadProを話題にする人はいないのですが、私は優れていると感じています。Air4よりも勿論のこと、一世代前の12.9インチiPadProよりも快適です。音質、音のクォリティーが高いです。

機能面だけに関心が偏りがちですが、新iPadProの楽しむためのデバイスとしての完成度の高さは流石だなと思います。